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固定資産税~第7回講義~ [固定資産税]

昨日は、固定資産税~第7回講義~でした。

講義内容

1.理論書き取り(制限時間9分)

問1-33〔1〕原則についてベタ書き

2.理論講義

問1-3納税義務者について、〔2〕(3)、(4)みなし所有者の解説を行う。

3.計算講義

宅地の区分の住宅用地の判定、住宅用地の面積、小規模住宅用地の面積について解説を行う。

相続税法における財産評価の話

今日の理論講義の内容が相続税法の財産評価と被っており、かつ、相続税の講義時より掘り下げた解説でした。

問1-3〔2〕みなし所有者(3)土地区画整理事業又は土地改良事業に係る施行地の場合についてで、相続税法の財産評価では、土地区画整理事業施行中の宅地の評価の話です。

相続税法での具体的な評価方法

(1)原則

仮換地の価額に相当する金額(路線価方式・倍率方式)

(2)仮換地の造成工事が施行中で、工事が完了するまでの期間が1年を超えると見込まれる場合

仮換地の価額に相当する金額(路線価方式・倍率方式)×95/100

(3)従前の宅地の価額により評価する場合

仮換地が指定されていいる場合であっても、次の①及び②のいずれにも該当するときには、従前の宅地の価額により評価する。

①仮換地について(注)使用又は収益を開始する日を別に定めるとされているため、その仮換地について使用又は収益を開始することができないこと。

(注)ここでの使用又は収益は、相続税法の財産評価上出てくる使用収益で使うという意味です。この後に出てくる土地区画整理法での使用収益とは違います。

②仮換地の造成工事が行われていないこと。

以上が財産評価の公式になりますが、この講義は直前期で上級模試後に短い時間で行う『上級わんぽ』なので、解説が簡単なものであったため評価の公式は判りましたが、その土地区画整理事業・土地改良事業の仕組みそのものが今ひとつピンと来ませんでした。

土地区画整理事業の解説とその用語の意味

土地区画整理事業とは、都市計画区域内の土地について、公共施設の整備改善及び宅地の利用の増進を図るため、都道府県、市町村、土地区画整理組合などが、土地区画整理法に定めるところに従って施行する土地の区画性質の変更及び公共施設の新設又は変更に関する事業のことをいいます。

具体的には、一定の地区内に複数の不整形である土地所有者がいる場合に、区画整地及び公道を敷設することによって各々の土地の価値そのものが高まる事業行為です。

事業の流れ(土地改良事業の場合は用語が以下カッコ書きに変わるだけです)

①土地区画整理事業開始前

②使用(収益)→土地区画整理法では造成工事を指す。

③公告 →事業の終了を指す。

④登記

なお、②においては土地のことを仮換地(仮使用地)といい、③においては土地のことを換地(保留地)といいます。

また、①から③までは事業開始前の登記のままで④になって初めて換地後の土地で登記されます。

財産評価の考え方

土地区画整理事業中とは、上記の事業の流れで言う②③の時期を指し、その評価は個々の事情によって換地前若しくは換地後のいずれかの宅地の評価となる。その上で工事が完了するまでの期間が1年を超えると見込まれる場合には95/100を乗ずるという事です。

余談

本試験に出題されるか否かは判りませんが、実はこの先に「小規模宅地等についての相続税の課税価格の計算の特例の取扱いの変更について」という国税庁ホームページに掲載された論点があります。

皆さんは押さえますか?

そんな訳で固定資産税の講義の記事にも拘わらず、カテゴリーが相続税法となっています。

すいません変なところ掘り下げてしまいました。

相続を始めたばかりの方は気にしないでね。4月以降には多分やりますから…

講義終了後

午後から自習教室で5時まで相続のチェックを解く。


コメント(4) 
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コメント 4

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シード

プリンスメロンさん、こんばんわ!

仮換地・・・
思い出しました。
去年は原則と95%の評価を簡単におさえてました。

でも、さすがにプリンスメロンさん。
相続税の事はかなり詳細ですね!
久しぶりに仮換地っていう言葉を見たんで、
勉強になりました。

相続のチェックも進んでそうですね!
僕は今日、総合問題を解くつもりが
断念してしまいました。どうも後回しになってしまってます。
by シード (2007-10-21 23:33) 

ぼんた

プリンスメロンさん、こんにちは。

固定資産税では土地区画整理事業は熱いですよね。
すごく懐かしくかんじます。

措法69条の4の取扱いの変更は、判例を読んだ時に国税側の考え方のひどさに憤りをかんじた覚えがあります。被相続人甲がたまたま土地区画整理事業中に亡くなったというだけで、措法69条の4の適用がなかったというのは少しひどいと思います。
逆に現在の取扱いの方がすっきりしていて好きです。

相続税は財産計算=時点計算であるが故に、自分では解しにくい論点がいっぱいで辛いです。
by ぼんた (2007-10-22 13:28) 

プリンスメロン

シードさん、こんばんは

仮換地関係が本試験で出題された場合は、十中八九が宅地でしかも居住用か事業用です。
当然の如く小規模宅地等の規定で、今回変更された取扱いが出来なければ、宅地の評価を覚えた意味がありません。
Tの財産評価問題集に出てますし、ここは完全に押さえる項目だと思います。

話は変わりますが、最近は固定チェックばかり解いてます。
相続は現在チェック2なので、ぎりぎり年内に1回転が終了するペースです。
年内は自分に課したノルマを一つずつ潰している状態ですが、何としてもノルマをクリアしたい!(結構ハードかも)
by プリンスメロン (2007-10-22 20:26) 

プリンスメロン

ぼんたさん、こんばんは

固定の講義を受けていても、いつも相続との繋がりが有るか無いか考えています。
どうも相続税法が頭から離れないみたい…
小規模宅地等の取扱いの変更については、相続税の申告期限から5年以内であれば更正の請求が出来る事など、直前講義の時にかなり踏み込んだ説明をしていました。

最初はとまどうかも知れませんが、『ぼんたさん』くらい学習していれば、そのうち慣れて来ます。(^^)
by プリンスメロン (2007-10-22 20:57) 

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